ジェンダーレスとジェンダーフリーの違いとは?身近な例や問題点についても理解しよう!

近頃よく耳にする「ジェンダー○○」という言葉。

意味がよくわからない…という人もまだまだ多いのではないかと思います。

今回は、よく聞くけど誤解しがちな「ジェンダーレス」「ジェンダーフリー」の2つの言葉の意味とその具体例について説明していきます!

ジェンダーレスとジェンダーフリーの違いとは?

ジェンダーレス

ジェンダーレスとは、「男女の区別がない状態」を意味します。また、「男性・女性などの性差をなくしていこう」という考え方もその意味に含まれます。

ジェンダーフリー

一方で、ジェンダーフリーとは、「性別による役割分担などの固定概念にとらわれず、誰もが平等で公平に行動できるようにしよう」という考え方のことです。

ジェンダーレスとジェンダーフリーの違い

つまり、ジェンダーレスが男性・女性などといった性別の区別そのものをなくしていこうとする考え方であるのに対し、ジェンダーフリーは性別による社会的差別をなくしていこうとする考え方であるという違いがあります。

なるほどくん
なるほどくん
なるほど!ジェンダーレスは、性別による差別ではなく、性差そのものをなくしていこうとするものなんだね!

ジェンダーレスの具体例

では、私たちの具体的に身近には、どんな「ジェンダーレス」があるのでしょうか。

ジェンダーレスと髪型

かつては男性が短髪で、女性が中長髪・長髪といったイメージの強かった髪型ですが、最近は髪型にも「ジェンダーレス」が浸透してきています。

具体的には、刈り上げやウルフヘア(狼の毛のようにえりあしの長い髪型のこと)など、ジェンダーレスな髪型の種類がどんどん増えてきています。

ジェンダーレスとファッション

ファッションにおいても、「ジェンダーレスファッション」と呼ばれるファッションスタイルが存在しています。

また、メンズ・ウィメンズといった服の分け方に加えて、「男女兼用」の意味をもつ「ユニセックス」という分け方もあり、若者の間で人気になっています。

ジェンダーレスとトイレ

アメリカ・ニューヨークでは、「オールジェンダー・トイレ」と呼ばれるトイレが増えていて、性別に関係なく誰でも利用できる点が特徴です。

男性用・女性用と区別しないところがまさに「ジェンダーレス」であると言えます。

なるほどくん
なるほどくん
なるほど!これなら誰も困ることなくトイレが利用できるね。

ジェンダーレスの課題

ジェンダーレスの課題①伝統文化との共存

古くから伝わる伝統文化には、男女による区別がたくさん存在しています。

例えば、和服ひとつをとっても、そのスタイルや着こなし方は男女で明確に分けられています。

一見当たり前のように思える和服の違いですが、男性だから、女性だからではなく、「自分が着たいから」という理由で和服を選べるようになれば、ジェンダーレスにも対応できるのではないでしょうか。

伝統文化についても、その良い面を残しつつ、時代の変化に合わせていけるといいかもしれませんね。

ジェンダーレスの課題②学校の制服

中学や高校における制服についても、まだまだ「ジェンダーレス」が浸透していないという課題があります。自分で好きに制服のスタイルを選べる学校も増えてきてはいますが、まだまだ導入されていないところの方が多いようです。

また、仮に制服を選ぶことができても、他の大勢と違う服装だと浮いてしまうという悩みもあるようです。

制服が違って当たり前、男子/女子は○○を着て当たり前、という考え方もなくしていく必要がありそうです。

なるほどくん
なるほどくん
なるほど!日常の中にも性別による違いってまだまだたくさんあるんだね。

ジェンダーレス・ジェンダーフリーな社会をみんなで実現しよう

今回は、「ジェンダーレス」「ジェンダーフリー」の2つについて紹介しました。

誰もが暮らしやすい社会にするために、みんなが無意識の当たり前をとっぱらって考える・行動することが大事だと言えます。

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