温室効果ガスの排出量が実質ゼロになった社会
以前は「低炭素社会」(二酸化炭素排出量を可能な限り少なく抑えた社会)の実現が目標とされていましたが、昨今の気候変動問題を踏まえ、近年では脱炭素社会が目指されるようになりました。
脱炭素社会をもっと詳しく
温室効果ガスの排出量が実質ゼロであることは、地球上に排出される温室効果ガスすべてをゼロにすることとは異なります。
温室効果ガスの排出量と吸収量がプラスマイナスゼロになるとなるようなエネルギー利用のことを指し、例えば、二酸化炭素を100g排出した場合、代わりに100g分を吸収することによって排出量を実質ゼロする在り方のことです。
またこうした在り方を「カーボンニュートラル」と呼び、カーボンニュートラルが実現された社会を「脱炭素社会」と呼びます。