温室効果ガスの排出量 | 世界における日本の現状から対策を考えよう!

「温室効果ガス」

誰もが一度は聞いたことのある言葉ではないでしょうか。しかし、その「温室効果ガス」は世界や日本でどのくらい排出されているのでしょうか。

この記事を通して、

  • そもそも温室効果ガスとは?
  • 温室効果ガスの排出量における世界の現状は?
  • 温室効果ガス削減のために私たちにはできることは?

の3つに答えられるよう、温室効果ガスについて一緒に学んでいきましょう。

温室効果ガスとは?

温室効果とは?

温室効果とは、地球が放出する熱エネルギーが大気に蓄積され、再び放出されることで地球を暖める現象のことです。

現在地球の平均気温は14℃ですが、もしこの温室効果が無ければ、平均ー19℃になるといわれています。

なるほどくん
なるほどくん
ー19℃…!
温室効果=悪ではないんだね。

温室効果ガスとは?

温室効果ガスとは文字通り、上述の温室効果をもたらす気体のことです。

そしてこの温室効果ガスが大気中へ不必要に放出されることで、過剰な温室効果が促され、地球温暖化が促進しています。

人間の活動によって発生する主な温室効果ガスには、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンガスの4つが挙げられます。

特に排出量の9割を占める二酸化炭素とメタンガスは、以下を理由に大気中の濃度が増加しています。

二酸化炭素

  • 石炭や石油の消費、セメントの生産
  • 森林の減少によって二酸化炭素の吸収量も減少

メタン

  • 湿地や水田で枯れた植物が分解する際
  • 家畜のげっぷ
  • 天然ガスの採掘
なるほどくん
なるほどくん
過剰な温室効果ガスの排出によって、本来保たれていたはずの気温が上昇しているんだね

参考:気象庁

温室効果ガスの排出量 | 世界の現状は?

では現在、世界ではどのくらい温室効果ガスが排出されているのでしょうか。

世界の二酸化炭素排出量

温室効果ガスのなかで、地球温暖化に最も影響を及ぼしているのは二酸化炭素です。

世界では、合計で約328億トンもの二酸化炭素が排出されています。

2017年時点、二酸化炭素排出量の多い10ヵ国を以下にまとめました。

順位

国名 排出量(100万トン)

割合(%)

1

中国 9258 28.2
2 アメリカ 4761

14.5

3

インド 2162 6.6

4

ロシア 1537 4.7
5 日本 1132

3.4

6

ドイツ 719 2.2
7 韓国 600

1.8

8

カナダ 548 1.7
9 インドネシア 496

1.5

10 メキシコ 446

1.4

出典:EDMC『エネルギー・経済統計要覧2020年版』

なるほどくん
なるほどくん
そんな…… 日本は世界で5番目に多く二酸化炭素を排出している国なんだね

また、上位5ヵ国において、一人当たりの排出量を比較すると以下のようになります。

順位

国名 一人当たり(100万トン)
1 中国

6.7

2

アメリカ 14.6
3 インド

1.6

4

ロシア 10.6
5 日本

8.9

出典:EDMC『エネルギー・経済統計要覧2020年版』

こうして世界の現状を数値で見ると、特に排出量の多い国で生活する私たちが当事者としての意識をもつことが重要であることが分かります。

なるほどくん
なるほどくん
日本で暮らす僕たちは、一人当たりインドの約5.5倍も二酸化炭素を排出しているんだね…

メタンガスや一酸化二窒素の排出量

メタンガス(CH4)や一酸化二窒素(N2O)など、その他の温室効果ガスは、二酸化炭素ほど正確には把握されていないのが現状です。

しかし二酸化炭素と比較して、メタンガスは約20倍、一酸化二窒素は約100倍もの温室効果をもっています。

またそれらの大気中のの濃度は1750年以降、メタンガスは約150%、一酸化二窒素は約20%も増加していることが分かっています。

なるほどくん
なるほどくん
温室効果ガスの排出量は、深刻に捉える必要があるね

参考:JCCCA | 全国地球温暖化防止活動推進センター

温室効果ガスの削減対策 | 私たちにできることは?

こうした温室効果ガスの排出を少しでも減らすにはどのような対策が考えられるでしょうか。

二酸化炭素の排出量削減に努める

まず、排出源として挙げられる化石燃料や電力の消費を減らしましょう。

  • クールビズやウォームビズの工夫で冷暖房機の使用を抑える
  • 冷暖房機を使用する際は、夏は28℃・冬は20℃を限度に設定する
  • 電化製品のコンセントはこまめに抜く
  • 水の流しっぱなしは控える
  • 自家用車の使用を控え、公共交通機関を利用する

エコな購入を選択する

温室効果ガス排出の少ない製品を使ったり、多くの温室効果ガスが排出される家畜業の産物を買うことを控えたり、買い物1つの選択が温室効果ガスの排出量を左右しています。

  • ハイブリッドカーや電気自動車を購入する
  • 環境ラベルのついた製品を選んで購入する
  • 肉や乳製品の購入を減らす
なるほどくん
なるほどくん
日常のいろんなところで温室効果ガスの排出は減らせるんだね

温室効果ガスを減らして、気候変動から地球を守ろう!

過剰な排出が地球温暖化を促している温室効果ガス。

私たちの住む日本は、世界のなかでも特に排出量の多い国です。日常のなかで、できることから少しずつ行動にうつしていきましょう。

なるほどくん
なるほどくん
なるほど!

なるほどSDGsでは、この他にもSDGsに関連した記事を掲載しています!

興味のあるトピックから気軽に読んでもらえると嬉しいです。

▼「温室効果ガス」に関連するSDGs13の記事はこちらから

SDGs 13「気候変動に具体的な対策を」

 

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ABOUTこの記事をかいた人

なるほどSDGs 編集長 / ライター スウェーデンでのインターン参加や欧州1人旅など、新しい世界を知る時間や、異文化交流を大切にしています。「なるほどSDGs」が、毎日を大切にできるきっかけになれば嬉しいです。私もなるほどくんと一緒に勉強します!