レインフォレストアライアンス認証とは?認証の仕組みと商品例を知ろう!

レインフォレスト・アライアンス認証というものを知っていますか?

コーヒー、紅茶、バナナなど、実は私たちの身の回りにはレインフォレスト・アライアンス認証製品がたくさんあります。

持続可能な農業や地球環境保護を目的としているレインフォレスト・アライアンス認証。

その取り組みや制度について知ってみましょう。

なるほどくん
なるほどくん

マークについて詳しく学んでみよう!

レインフォレストアライアンス認証とは?

レインフォレスト・アライアンスは、1987年に設立された国際的な非営利環境保護団体です。

熱帯雨林や野生動物、水資源の保護活動などを行っています。

レインフォレスト・アライアンス認証は、森林の減少により、生物多様性や気候変動に悪影響を及ぼしている状況を受け、主に農業を対象に、地球環境保護と人々の持続可能な生活を確保することを目的として2001年にできました。

レインフォレスト・アライアンス認証では、主に農業を対象に
・森林や生態系の保護
・土壌や水資源の保存
・労働環境の向上や生活保障
などが目指されています。

認証マークの「カエル」は、生物指標として、カエルの健全な生息個体数が健全な環境を示すことからきています。

なるほどくん
なるほどくん

地球を守るための大切な認証なんだね

フェアトレードとの違いは?

フェアトレードは、社会的不利な立場にある生産者に農産物の価格を保障するシステムで、農産物がどのようにして取り引きされているのかを対象にしています。

レインフォレスト・アライアンス認証は、主に持続可能な農業管理が行われているかを対象にしています。

なるほどくん
なるほどくん

どちらも持続可能な経営をする上で必要な仕組みだね

▼ フェアトレードにはどんな商品があるの?課題についても理解しよう!

FSC認証との違いは?

どちらの認証も熱帯雨林や森林の保護を中心とした環境問題保全のための仕組みです。

ただ、レインフォレスト・アライアンス認証は主に農園管理、FSC認証は森林管理を対象にしています。

▼FSC認証についてもっと知りたい人はコラムを読んでみよう!

なるほどくん
なるほどくん

業界ごとにいろんな認証があるんだね

なぜレインフォレストアライアンス認証が必要なの?

近年、気候変動の影響により、世界の自然環境が一変しており、農業や生物多様性などの持続可能性が脅かされています。このままでは、人々の食糧を十分に確保できず、生活環境が悪化します。

温室効果ガスの排出量の4分の1は、農業関連業から排出されており、主な発生源は森林破壊と家 畜、土壌、養分管理などによる農業排出です。実は、農業は世界の森林破壊の約75%の原因となのです。 

森林破壊を止め、生態系を保護し、農薬使用を減らすことよって環境への負担を軽くすることができます。 また、農業は、安全で健康的な労働条件と生活条件でなければ持続可能であるとはいえません。

そのため、主に農業を対象にして、地球環境保護と人々の持続可能な生活を確保するレインフォレスト・アライアンス認証が必要なのです。

なるほどくん
なるほどくん

持続可能な地球を守るための仕組みだね

レインフォレストアライアンス認証の仕組み

レインフォレスト・アライアンス認証を取得するには、様々な要件を満たさなければなりません。

要件の1つに、サステナブル・アグリカルチャー・ネットワーク(SAN)の「持続可能な農業基準」を遵守することというものがあります。

「持続可能な農業基準」では、以下の10の原則と94の詳細があり、これらを元に審査を行っています。

①社会・環境管理システム

②生態系保全

③野生生物保全

④水保全

⑤労働者の公正な処遇と良好な労働環境

⑥職業上の健康と安全

⑦コミュニティとの関係

⑧作物の総合的管理

⑨土壌の管理と保全

⑩住廃棄物の総合的管理

10の原則は、主に「森林」・「気候」・「人権」・「生活水準」をテーマとして決められており、農業の持続可能性を厳しく審査しています。

なるほどくん
なるほどくん

認証を取得するにはとても努力が必要だね

レインフォレスト認証商品の例

コーヒー

コーヒーの木は日陰でも育つため、環境への影響が少なく育てられていました。

しかし、1970年代頃から、コーヒーの木を植えるために森林を伐採し、大量の化学肥料を用いて栽培されるようになってしまったのです。動物たちが生息する場所は減り、水は泥と化学肥料で汚染されるようになりました。

このような背景があり、コーヒーは代表的なレインフォレスト・アライアンス認証商品であり、多くの方がマークを一度は見たことがあるのではないでしょうか。

ちなみに、ローソンのコーヒーはレインフォレスト・アライアンス認証のコーヒー豆を使用しています。お近くのローソンのコーヒーを一度手に取る際は、ぜひ注目してみてください。

なるほどくん
なるほどくん

コーヒーを買うときはマークがついているかチェックしてみよう

紅茶


茶葉を山の傾斜に沿って育てている光景はよく見かけませんか?

茶葉を育てるためには土壌流通対策が必須です。近年、気候変動の影響で集中豪雨が発生しやすくなっており、農園の土壌が流れ出てしまうことが問題になっています。

「土壌の管理と保全」は、「持続可能な農業基準」の原則になっているため、レインフォレスト・アライアンス認証商品は、土壌対策を行っている商品となっています。

ちなみに、リプトンが販売しているすべてのティーバッグ製品は、レインフォレスト・アライアンス認証茶園で生産された茶葉だけを使用しています。

なるほどくん
なるほどくん

土壌を守ることが持続可能な農業に繋がるんだね

バナナ

バナナは米、麦、トウモロコシに次ぐ世界で最も重要な食糧の1つです。

しかし、近年、気候変動の影響でアジアを中心としてバナナへの病害が広がっています。そのため、アジア地域を中心として世界でバナナ不足の可能性も指摘されております。

近年では、中南米などで「持続可能な農業基準」に遵守したバナナの生産が盛んになっています。

ローソンでは、コーヒー同様にバナナもレインフォレスト・アライアンス認証商品を販売しています。

なるほどくん
なるほどくん

これからもバナナが食べられる世界になってほしいな

レインフォレストアライアンス認証商品を探してみよう!

今回は、レインフォレスト・アライアンス認証に関して、その制度や取り組みついて紹介しました。

農業に直接関わっていない私たち消費者でも、レインフォレスト・アライアンス認証製品を選択することで、取り組みを支えることが出来ます。

これから買い物をする時に、レインフォレスト・アライアンス認証マークのついている商品をぜひ探してみて下さい。

「なるほどSDGs」では、SDGsを身近に感じられるような記事を掲載しています。ぜひ、他の記事もチェックしてみてください。

▼ 環境ラベルはたくさん!4つのマークについて理解しよう!

出典:フォレスト・パートナーシップ・プラットフォームレインフォレスト・アライアンスローソンリプトン

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ABOUTこの記事をかいた人

「環境問題を自分ごと化するきっかけをつくる」をモットーに発信活動をしています。環境イベントの運営もしています。「地球のためにできるアクションを1人でも多くの人にしていただきたい」という想いで記事を書いています!