ジェンダー問題を歴史で振り返ろう!ジェンダー平等を実現するためには?

最近よく耳にする「ジェンダー」という言葉。

ジェンダーについてなんとなくは知っているけど、詳しい意味や歴史を知らないという人も多いのではないでしょうか。

今回はジェンダーに関する歴史について、説明したいと思います!

なるほどくん
なるほどくん

ジェンダーについて、一緒に学ぼう!

ジェンダーとは?

ジェンダーとは「生物学的な性別に付加された、社会的・文化的につくられる性別」を意味します。

生物学的な違いに加えて、ファッションや言葉遣い、役割など、生きるうえでの様々な違いが「ジェンダー」を生んでいます。

なるほどくん
なるほどくん

なるほど!ジェンダーは生物学的な性別だけによってつくられるものじゃないんだね!

ジェンダー・ギャップ指数とは?

ジェンダーが抱える社会問題の1つとして、ジェンダー間での不平等があります。
世界経済フォーラムが毎年発表する「ジェンダー・ギャップ指数」は、「教育・健康・政治・経済の4分野における男女間での格差を示す指数」として有名です。

なるほどくん
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なるほど!ジェンダー間の格差をわかりやすく表す指数が存在するんだね!

日本のジェンダー・ギャップ指数

ちなみに、2020年の日本のジェンダー・ギャップ指数は0.652(1に近いほど平等)、順位は153か国中121位(前回は149か国中110位)でした。

この順位からもわかるように、日本は先進国のなかでも特にジェンダー平等が遅れていることで有名です。

なるほどくん
なるほどくん

日本は遅れているんだね…

ジェンダー問題の歴史

男女の参政権獲得

今では18歳以上であれば誰でも参政権をもつのが普通ですが、かつてはそうではありませんでした。

1925年の普通選挙法の制定により、男性は誰でも選挙権・被選挙権をもつようになりました。しかし、このとき女性にはまだ選挙権はありませんでした。
女性が初めて選挙権・被選挙権を獲得したのは、1945年の普通選挙法が改正されたときでした。

なるほどくん
なるほどくん

なるほど!男女間で参政権を得るのに20年も差があったんだね。

#MeToo運動

また、近年では、性的被害を受けた人達が被害を告白する#MeToo運動が話題になりました。

この#MeToo運動では、男女差別がセクハラや性的暴行に繋がりやすいことが明らかになったと言えます。また、「男性=加害者、女性=被害者」であるという偏見があることも問題視されるようになりました。

▼1人の告白が社会を動かした?「#MeToo運動」についてのコラムはこちら

なるほどくん
なるほどくん

なるほど!ジェンダーによる決めつけがジェンダー間の不平等を加速させているんだね。

ジェンダー平等を実現するためのこれまでの動き

「女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約」の採択

ジェンダー平等に向けた国際的な取り組みの1つとして、「女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約」というものがあります。この条約では、性別によるあらゆる形態の差別撤廃のために締約国が適切な措置をとることが約束されました。

この条約は1979年に第34回国連総会において採択され、ジェンダー平等が促進されるきっかけとなりました。

なるほどくん
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ジェンダー平等を促進するための条約が存在するんだね!

国連女性機関(UN Women)の発足

ジェンダー平等の促進を行う国際的機関として、国連女性機関と呼ばれるものがあります。この機関は、2010年7月の国連総会決議において、「ジェンダー平等と⼥性のエンパワーメントのための国連機関」として新たに発足されることが発表されたものです。

国連女性機関は、世界規模でのジェンダー平等と⼥性のエンパワーメントに向けて主体的に活動を行い、社会全体を導く役割を果たしています。

なるほどくん
なるほどくん

なるほど!ジェンダー平等を目的とした機関が国連にあるんだね!

ジェンダー平等を実現して、ジェンダーバイアスのない世界に

今回は、ジェンダー問題がたどってきた歴史について紹介しました。

世界では、ジェンダー平等の促進のためにたくさんの取り組みが行われていますが、まだまだジェンダー平等が実現されたとは言えない現状があります。

ジェンダーに関係なく誰もが暮らしやすい社会にするため、すべての人が当事者意識をもって、改めてジェンダー平等について考え、話し合う必要があるのではと思います。ジェンダー平等の実現のためには、1人1人の意識が大切です。

なるほどSDGsでは、SDGsについてわかりやすく説明する記事を多数掲載しています。ぜひ、他の記事もチェックしてみてください!

▼ ジェンダーレス?ジェンダーフリー?具体例をみてみよう!

【出典】

男女共同参画局, 外務省

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ABOUTこの記事をかいた人

世界を感じて、それを表現することが趣味です。「誰もが平等に暮らせる社会」を目指して、日々行動しています。なるほどSDGsがあなたのちょっとした幸せや頑張りに繋がったら嬉しいです。