#MeToo運動とは?きっかけ、日本や韓国での動きについても解説!

皆さんは、SNSで「#MeToo」というハッシュタグを見たことがありますか?

ニュースに取り上げられるなど、一時期とても話題になったことも記憶に新しいと思います。実際、このハッシュタグをつけて発信したことがある方もいるかもしれません。

今回は、#MeToo運動について、詳しく解説していきます!「海外のイメージがあってあまり知らない。」「聞いたことあるけど分からない。」という方も、一緒に理解を深めていきましょう!

#MeToo運動とは?

「私も。」を意味する#MeTooは、今まで沈黙されてきた問題を多くの人が公表することで、世の中を変えていこうとする動きから生まれたハッシュタグです。

その沈黙されてきた問題とは、性的被害です。この問題に目を向けてもらおうと、セクハラや性的暴行を受けてきた人たちがSNSを利用して被害を告白しているのです。

ハリウッド女優を始め、著名人が発信を始めたことをきっかけにメディアでも話題になりました。

なるほどくん
なるほどくん

モデル、ジャーナリスト、記者など、日本でも色んな人が声をあげてきたみたいだね。

#MeToo運動のきっかけとは?

#MeToo運動が注目されるようになったのは、アメリカで活躍する歌手・女優のアリッサ・ミラノさんのあるツイートがきっかけでした。

「セクハラや暴力を受けた場合は、このツイートへの返信として「私も」と書いてください。」
「友人の提案。セクハラや性的暴力を受けた全ての女性が、『私も。』と投稿すれば、人々にこの問題の深刻さを知ってもらえるかもしれない。」

このツイートがされたのは2017年ですが、3年が経った今でも全世界で#MeTooのハッシュタグがついたツイートが1時間に約300~400件も投稿されています。

また、「この問題は女性だけではない」という声もあがり、男性やLGBTQ+の人々からの告白も多く見られるようになりました。

なるほどくん
なるほどくん

たしかに、性別にかからず誰でも被害を受ける可能性のある問題だよね。

日本の#MeToo運動

日本で#MeTooのつぶやきが盛んに行われ、話題になった背景には著名人の告白があります。

ツイッターを中心に、一般人からも次々と被害を訴えるツイートが急増したのです。普段隠されてしまいがちな性的被害問題を訴えることで、団結して立ち上がろうとしている動きが見られています。

最近では性的被害で民事裁判を起こしている著名人を支持する意味合いでも、#MeTooを使う人が増えています。また、「#私たちは黙らない」といったハッシュタグも目にするようになりました。

なるほどくん
なるほどくん

なるほど!
みんなで変えていこうと動き出しているんだね。

韓国の#MeToo運動

韓国では、2018年1月に女性検察が過去のセクハラを告白し、多くの人の関心を集めました。そしてその後も様々な職種で、権力者による性的被害を訴える動きが見られたのです。

この女性検察は被害を受けた後、謝罪を要求したことから懲戒処分を受けたと告白しました。韓国では他国と比べて男尊女卑の文化が根強く残っており、被害を告白した女性が、加害者側から逆に訴えられる事案も出てきているといいます。それを受け、韓国内ではデモ活動が行われるなど注目を集めました。

参考:womany.net

なるほどくん
なるほどくん

万国共通の問題なんだね。被害を受けた人たちで団結したことで、今まで関わりのなかった人、加害者の人たちもこうして問題意識を持つきっかけになっていたらいいね。

#MeToo運動を通して、勇気ある告白が社会を変えていく

今なお、日々発信されている#MeToo。

沈黙されてきた問題を告白することで、被害者が団結して戦おうとしています。とはいえ公表が暗黙されてきた風潮から、#MeTooを告白した多くの著名人は、一部から誹謗中傷を受けてしまっている実態も無視することはできません。

#MeTooの他にも、「#WeToo(私たちも行動する)」「#With You(あなたと共に)」といったハッシュタグや、「#One Voive」という刑法性犯罪改正を求める声を募るハッシュタグも見られるようになりました。1人の声が、やがて社会を動かす大きな力へと変わっていくことを願い、世界中の人々が日々発信を続けています。

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