まだ食べられるのに捨てられてしまっている食品のこと。
食品ロスの量
食べ残しや、売れ残り、期限切れなどで、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品ロス。
世界中では、年間13億トンもの食品ロスが発生しています。
日本では、年間612万トンで、東京ドーム5つ分の食料に当たります。
これを国民1人当たりに換算すると、毎日お茶碗1杯分の食べ物をゴミとして捨てていることになります。
食糧廃棄物とのちがい
食糧廃棄物は、食材を加工する過程で出る、肉や魚の骨、野菜や果物の可食部以外の部分など、もともと食べるのに適さないために捨てられるものと、食品ロスを合わせたものです。
廃棄される食品の中で、まだ食べられる食べ物と、食品加工の段階で出る肉や魚の骨などのもともと食べられない部分の両方を合わせて食品廃棄物といいます。
食品廃棄物だと、日本では年間2,550万トン発生しています。
出典:農林水産省