SDGs 17「パートナーシップで目標を達成しよう」

SDGs、最後の目標として掲げられた「パートナーシップで目標を達成しよう」は、1~16の目標を達成するために不可欠な目標となっています。また、国連に加盟している193ヵ国が一丸となって取り組むこのSDGsの在り方こそ、この17番目のゴールを体現しているともいえます。

この記事では、そうした「パートナーシップで目標を達成しよう」について分かりやすく解説しています。実は17つの中で最も複雑なこの目標。少しでも身近に感じたい人は、ぜひ読んでみてください。

SDGs 17「パートナーシップで目標を達成しよう」とは?

このゴールは、他の16つのゴールが課題の分野ごとに整理されているのに対し、課題解決の手段を提示するような内容となっています。その手段とは、「各々に異なるコミュニティがもつ力を共有し、協力関係によって価値を最大限する」というものです。

具体的には、資金や技術、知識、データなどを共有することや、各々の政策に一貫性をもたせること、貿易体制といった協力関係において有効で公平な関係を築くことなどが挙げられます。そしてこうしたパートナーシップ戦略を推進し、強化していく動きも期待されています。それは国家間に限らず、企業や市民などあらゆる単位で導入することが求められており、SDGsを2030年までに達成するにあたって重要なゴールとなっています。

SDGs 17「パートナーシップで目標を達成しよう」が必要な理由

この目標が不可欠な理由は、大きく2つです。それは、SDGsが世界全体で取り組まれている目標であること、そして向き合っている課題が複雑なことにあります。

もしある国や地域で課題が達成されたとしても、地球上のどこかに達成できていない地域があればSDGsは達成されたことにはなりません。そのうえ、いざ目標達成のために課題に取り組むとしても、先進国と発展途上国では前提が異なります。各国が各々に取り組んでしまうと、先進している国に比べ発展段階にある国は、どうしても課題解決に遅れをとってしまいます。つまり比較的豊かな国がそうでない国を支援しながら進むことは、世界全体で目標の達成に向かう近道なのです。

そして私たちが取り組む課題は、世界中のあらゆる事象が複雑に絡み合って発生しています。そのため、1人では決して解決することができないのです。SDGsの1~16を達成するためには、それぞれに得意分野をもった機関やコミュニティが互いに協力しあい、世界全体で原因に対処していかなければなりません。その上で、パートナーシップを促進するこのゴールは重要な役割を果たしています。

SDGs 17「パートナーシップで目標を達成しよう」

世界の課題を2030年までに解決しようと掲げられたSDGs。壮大なこの目標を1人で解決することはもちろん難しいです。しかし私たち1人1人が力を合わせ、その繋がりが国境までも越えたとき、実現への道は格段に近くなります。人によっては「パートナーシップ」と聞くと、少し遠くに感じてしまうかもしれません。しかし、身近に感じる問題を家族や友達と話すこと、知っている事実を共有することなど、こうした行動もパートナーシップへの一歩だと考えられます。

「なるほどSDGs」でも、より多くの人にSDGsを身近に感じてもらえるよう、具体的な取り組み情報を届けようと運営しています。「あなた」と「なるほどSDGs」でのパートナーシップ。ぜひ本記事をきっかけに、一緒にSDGsを達成しませんか。

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    なるほどSDGs 編集長 / ライター スウェーデンでのインターン参加や欧州1人旅など、新しい世界を知る時間や、異文化交流を大切にしています。「なるほどSDGs」が、毎日を大切にできるきっかけになれば嬉しいです。私もなるほどくんと一緒に勉強します!