SDGs 12「つくる責任つかう責任」

「持続可能」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。

世界全体で、昔と比べ経済は成長し、技術も大きく発展してきました。しかし、その裏では膨大な自然破壊が伴っています。

食べ物や水といった生活する上で必要なあらゆるものを与えてくれている地球は、限界に近づいているのです。

大量に生産し、大量に消費する。今これを変えなければならない時が来ているのです。

この記事ではSDGsの12番目として生産・消費システムの問題解決を掲げている「つくる責任つかう責任」について、私たちが暮らす地球で一体何が起こっていて、なにを、なぜ解決しなければならないのかを分かりやすく解説しています。

地球に住む1人として何をすべきか、一度考えるきっかけにしてみて下さい。

なるほどくん
なるほどくん

持続可能な暮らしや仕組みを世界全体で整えていこう!

SDGs 12「つくる責任つかう責任」とは?

SDGs12 番目の目標である「つくる責任つかう責任」が目指しているもの。それは端的にいうと、「持続可能な生産と消費の仕組みを作る」ということです。

では、具体的にどのような現状が持続可能でないのでしょうか。もし今と変わらない生活スタイルで地球上の資源を使い続けた場合、2050年には地球があと3個分も必要になると計算されています。

なるほどくん
なるほどくん

地球が3個…!資源の限界はもう見えてるんだね。

それは具体的に、エネルギー資源の使いすぎ、魚の獲りすぎ、森林の過剰な伐採が原因となっているのです。

つまり生産と消費のシステムを変えなければ、将来的に食糧やエネルギーなどが不足し、最悪の場合には、国同士で資源を取り合う争いになりかねません。

未来を作る、さらには未来を変えることができるのは、今を生きている私たちです。

自分たちの生きている時代のことだけを考えるのではなく、10年後、100年後の未来をも考えた責任ある生産・消費行動が必要であることが、SDGs「つくる責任つかう責任」を通して訴えられているのです。

なるほどくん
なるほどくん

僕たちのこれからのために、責任を持って行動していかないと取り返しのつかないことになるんだね。

SDGs 12「つくる責任つかう責任」が必要な理由

では次に、この目標に対する世界の現状を、資源の代表格「水」「エネルギー」「食糧」に沿ってそれぞれ見ていきましょう。

まず「水」においては、人間が川や海の水を汚しているのに対し、自然の浄化できるスピードは追いついていません。その一方で、いまだ10億人の人々が新鮮な水を手に入れることが出来ていない状態にありあります。

なるほどくん
なるほどくん

日本の人口の何倍もの人が新鮮な水を利用できないなんて。

「エネルギー」では、年間で1200億ドル(12億円:1ドル=1円で計算した場合)も節約できる余地があるほど無駄遣いをしています。

「食料」に関しても、毎年全世界で生産されている食料の3分の1が廃棄されてしまっているのが現状です。これは世界中で飢餓に苦しむ8億人に食事を提供できる2倍の量に相当します。

なるほどくん
なるほどくん

1200億ドルに、8億人。そんな…

近年、特に問題視されているのが「食品ロス」です。日本においてもこの「食品ロス」の問題はとても深刻化しています。

実は、日本国内において1年間でおよそ646万トンもの食品が廃棄されているのです。

それらは期限切れによってスーパーやコンビニで廃棄されるもの、レストランでの食べ残し、規格外の野菜、冷蔵庫で腐らせてしまい捨ててしまった食材などが該当します。

▼ 世界中で毎年13億トンの食料が廃棄されている?食品ロスについて考えよう

77億人という現在の世界人口は、2050年には96億人になると予想されています。このまま生産や消費の仕方を変えなければ、私たちの子どもや孫の世代において資源不足が起こり得るのです。

なるほどくん
なるほどくん

現状から目をそらしていると、大変なことになりそうだね。

参考:United Nations , 環境省 , 農林水産省

SDGs 12「つくる責任つかう責任」

私たちが暮らしている地球を守るため、未来に生きる人たちが資源に困らないために何が出来るでしょうか。

まずは、あらゆる廃棄物(食べ物、服、水、プラスチック等に代表されるゴミ)を減らすこと。そして必要な分だけ食材を買うこと。また、ペットボトルの水を買わず、水筒を持ち歩くというのも1つですね。さらに、可能な限り地球に優しいものを選んで購入しようと意識することもできます。

これだけでも、1人1人が自分の行動をちょっとずつ変えていけば、それは大きな変化となります

このように、「なるほど!SDGsメディア」では、SDGsの各目標について身近な話題に基づき分かりやすく紹介しています。ぜひ他の目標についてもチェックしてみて下さい!

▼ 「エシカル」って?フェアトレードなど具体的な取り組みにも目を向けてみよう!

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