SDGs 3「全ての人に健康と福祉を」

この記事では、目標3「すべての人に健康と福祉を」を詳しく紹介していきます。

生活する地域や貧富の差に関係なく、すべての人が健康で豊かに生活するには?

今の現状を知り、私たちにできることを考えてみましょう。

SDGs 3「全ての人に健康と福祉を」とは?

SDGsの目標3「全ての人に健康と福祉を」とは、健康的な生活の確保や福祉の推進が目的とされています。具体的には、世界中の人が分け隔てなく、医療や福祉サービスを受けられる環境にあり、豊かに生活できることなどが考えられます。

発展途上国や難民の子どもたちが病気で苦しみ、予防のワクチンを必要としているといった情報は、テレビCMやポスターでもよく目にしますよね。なんだか遠い国の話で、私たちが直接関わる事の少ない目標だと感じる方も多いかもしれません。

しかしこの目標は、そのような医療難民に対するものだけではなく、薬物乱用の防止、交通事故の死亡者数減少、タバコ規制などといった、私たちにとっても身近に感じられる目標まで含まれています。

なるほどくん
なるほどくん

薬物乱用やタバコの規制も含まれているんだね。

参考:国連開発計画駐日代表事務所

SDGs 3「全ての人に健康と福祉を」が必要な理由

まず、世界に目を向けてみましょう。

世界では、適切な治療を受ければ健康を取り戻せるはずの病気で日々多くの人が亡くなっています。そのような病気を防ぐための予防接種を受けられない乳幼児は過去1990 万人にものぼり、そのうち600万人以上の子どもが5歳の誕生日を迎える前に亡くなっています。その約8割は、途上国であるアフリカ諸国、南アジアに住む子どもたちです。

子どもに限らず、WHOが推奨する予防接種を受けられていないために亡くなっている人は年間約150万人にのぼります。

なるほどくん
なるほどくん

1年に150万人!そんなにも多いんだね。

こうした問題を解決するために、誰もが安全に医薬品やワクチンを利用できるよう、先進国のNGO団体をはじめとした支援がSDGsをもとに行われています。

次に、私たちの身近にも目を向けてみましょう。

「全ての人に健康と福祉を」という目標の中には、タバコの規制に関するターゲットが設定されています。タバコは喫煙者に対する有害性だけでなく、受動喫煙や大気汚染など健康に生活する為の環境問題にも影響を及ぼしています。ある年には、タバコ煙に含まれるPM2.5とそれに付着する発がん物質が主な要因で約420万人ががんや循環器系疾患で死亡しています。

喫煙者を減らし、環境保全を図れば約4分の1の死亡者を減らすことが出来るというデータが出ており、こうした事実からもこの目標の重要性が分かります。

なるほどくん
なるほどくん

1人1人の意識で少しでも多くの命を守ることができそうだね。

SDGs 3「すべての人に健康と福祉を」

SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」は、誰でも目標の実現のために行動を取ることができます。例えば、難民、紛争地、途上国の子どもに向けた医療福祉支援の募金は、インターネットでもすぐに行うことができます。そしてなにより、自分自身がより健康的に生活する意識を持つことも、実現への第一歩に繋がるのではないでしょうか。

「なるほどSDGs」では、SDGsに関連した課題に取り組む方々へのインタビュー記事も掲載しています。SDGsについて知り、もっと身近に感じてもらえる内容となっているので、ぜひ他の記事もチェックしてみてください。

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